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Tokyo Good Story

社員座談会

2015年入社の社員3人に、この5年間を振り返って様々なテーマで語っていただきました。入社後、どんなことがあって自分自身がどのように変わったか、後藤組はどんな会社か、仕事をするうえでどんなことを大切にしているかなど、「5年間のリアル」が飛び交います。

member

経営管理部
2015年入社

笹原 尚貴

経済学部経済学科卒業。入社後5年間で異動6回。様々な事業部を経験し、現在は経営管理部でシステムの保守・管理を担当。入社後の第一印象は「平均年齢が若い!」。趣味は映画鑑賞で、最近はペンギンを追いかけるフランスのドキュメント映画に感動!

建築工事部
2015年入社

我妻 榛菜

デザイン工学部建築デザイン学科卒業。大学では自然エネルギーや薪ストーブ、環境事業を研究し、就職は環境系企業を視野に入れていたが、就職説明会で後藤組の魅力に引き寄せられて入社。不動産事業部、住宅部を経験し、現在は建築工事部で現場業務に従事。

建築工事部
2015年入社

清水 孝行

工科専門学校建築士専攻科卒業。幼い頃から建築士になるのが夢で、学生時代に2級建築士の資格を取得。入社後、建築工事部と住宅部を経験し、現在は建築工事部で現場監督を務める。チャレンジし続ける一方で、義理と人情を大切にする会社の考え方に共感。

司会進行

経営管理部/新卒採用担当

軽部 理恵

Session01

就活体験・入社前後の印象

ご自身の就職活動について教えてください。

清水: 自分は地元の建設会社を探していました。その頃、後藤組ともう一つ、山形の会社とが募集をしており、後藤組のほうが規模が大きかったんです。実を言うと、当時は後藤組の名前さえも知らなかったのですが、面接を受けてみて大きい会社だとわかり安心できると思いました。

我妻: 私は就職説明会で「若い人が活躍できる」という印象が強かったことがいちばんの理由。他企業の採用担当者は年配の方ばかりでしたが、後藤組の担当者だけ飛び抜けて若くて目を引いたので話を聞きに行ってみたんです。そのとき、「自分もこの年齢で採用担当を任せてもらえる。後藤組は若い人にチャンスを与えてくれる会社だ」と話をしてくれて、ちょっとワクワクしました。

笹原さんは建築系・土木系ではない学科ですね。どうして後藤組を選ばれたのでしょうか。

笹原: 私は経済学部経済学科出身ですから、正直なところ住宅や建築・土木にはまったく興味がなかったんです。同じ学部からは公務員、銀行員、証券会社などを受ける人がほとんどで、私自身も最初はその方向で検討していました。ところが、合同説明会で後藤組の採用担当の人に話を聞いて俄然興味を持ちました。というのも、建設会社となると旧態依然としていて、頭がガチガチに硬い人が多いというイメージがありましたが、後藤組は「新卒採用に力を入れている」というのが意外だったんです。しかも最近力を入れ始めたというところが大きなポイントで、「経験がなくても活躍できるんじゃないか?」と感じました。

入社当時のことで記憶に残るエピソードを教えてください。

我妻: まだ入社して1ヶ月経たないくらいの頃、同じ部署の方たちに誕生日を祝ってもらったことです。先輩方がケーキを買ってきてくださってびっくりしました。一人暮らしだし、米沢での暮らしも初めてだったことで、ホームシックの真っ只中だったのですが、会社の人たちが温かくしてくれて本当にうれしかったですね。社会ってこんなにやさしいのかと(笑)。

笹原: 私は入社後に配属になった住宅部での仕事が印象に残っています。新築住宅の営業を担当していたのですが、ちょうど新しい商品を売り出そうというタイミングで、その商品の準備を同期と先輩と3人で手掛けました。商品の仕様も全て自分たちで決めて、突貫工事みたいにしてパンフレットもつくりました。大変ではあったのですが、すごくやりがいを感じました。

清水: 普通は新入社員に任せられるような仕事ではないよね?

笹原: 最終的には上司がチェックしてくれるけれど、「まずやってみろ」と任せてもらえて。本当になんでもチャレンジさせてくれる会社なんだと、うれしかったですね。

Session02

会社の魅力

この会社を選んでよかったと感じるポイントはどこですか?

笹原: 入社以来、いろんな事業部を経験していますが、異動するたびに新しい発見があります。営業をやってみると自分が人と話すときの傾向がわかったり、工事部では工事の詳しい部分を知ることができたり、土木営業部では積算の仕方がわかったり。現在は経営管理部でシステムの保守・管理を担当していますが、その仕事をやっていながらも、営業の人ならこう考えるだろう、現場の人だったらこう考えるんじゃないかと、自分が経験したからこそわかることがたくさんあります。それは日々の業務を通じて新しいことを経験させてもらえた結果ですよね。

清水: 自分もそれはこの会社で良かったと思うポイントですね。建築工事部から住宅部の営業に異動になり、今はまた建築工事部に戻って現場に出ていますが、営業を経験する前と後では、お客さんとの接し方が変わりましたね。現在は現場監督を務めているのでお客さんとの打ち合せも多いですが、基本的なことがわからない人にものを伝えるときは、噛み砕いて話すようにしています。営業を経験する前は、そんなことには考えが及ばず、誰でも自分と同じ程度にわかっているという前提で自分勝手に話すことがよくありました。これは営業を経験してはじめてわかったことで勉強になりましたね。それに、住宅の営業担当時に、ローンやお金に関する知識も増えて、仕事とは関係なくプライベートにも役立っています。

我妻: 部署をまたいで異動することでコミュニケーション力がついたり、知識がついたり視野が広がったり。後藤組はそういうところが独特で、他の建設会社では絶対できないようなことをたくさん経験できます。 そして、もう一つ、この会社を選んでよかったと思うのは、補助金などの福利厚生がしっかりしているところです。「ひとり暮らし手当」など独特のサポートもありますしね。

清水: その手当、最初はなかったよね。だけど、上司との面談のなかから、若手が金銭的に苦しいなどの声が上がって、入社後2年目までは3万円の手当が出るようになった。あれはありがたかったね。そのほかにも住宅手当や奨学金補助などいろんなサポートがあるし、なかには入社1年目の社員対象に親孝行手当などもあります。

この会社のおもしろいと思う部分はどこですか?

笹原: 全社員にタブレットを貸与しているところです。私的利用も認めてもらっているので本当にありがたいです。おかげで社員のITスキルは高くなっていると思いますよ。年齢の高い人でもクラウドをバンバン使いこなしています。

清水: そう、タブレットがあるから現場でも資料を確認できて、たしかに助かっています。他の建設会社の現場で、全員がタブレットを持っているところは少ないんじゃないかな。

笹原: タブレットやPCなどハード面以外でも、社長の後藤さんが新しい技術にすごく敏感で、「まず考えるより入れてみよう」というフットワークの軽さがあるので、なかには半年くらいしか使わなくてやめちゃったものなどもあります(笑)。そういう部分も含めて、うちの会社はおもしろいなあと思います。

Session03

成長と価値観

どんなときに自分が成長できていると感じますか?

我妻: 専門用語で会話ができるときです(笑)。建築工事部に異動したばかりのころ、専門用語だらけでなにを言われているのかさっぱりわからなかったんです。それこそ、道具や建材、工法など、なに一つ知らなかったので、「あれ」とか、「そこの出っ張っている部分」とか、指示代名詞だらけの会話しかできませんでした。その後、現場で一つひとつ用語を教えてもらいながら、ようやく普通に会話ができるようになったので、少しは成長できたかなと思います。

清水: ちゃんと正式名称を覚えても、現場の業者さんたちのなかでは通称で会話が進んだりもするからね。やはり場数を踏むのも大事だから。

笹原: それでも、一般的な会社だったら「やりながら覚えろ」ってことになりがちだと思うけれど、うちの会社は用語解説の勉強会などもあるから助かるよね。

我妻: 用語勉強会だけじゃなく、若手主催で自主的に勉強会を開いたり、社長による勉強会もあるから、成長の機会は多いと思います。

笹原: 自分が成長したなと実感するポイントは、忍耐力がついたことでしょうか。たとえば、今、プログラミング言語を勉強していて、いろいろ試しているんですが、自分のイメージ通りにはなかなか動かないわけですよ。そんなとき、前はそこで諦めていたのですが、今では諦めずにやれば絶対に解決できるっていう謎の自信があるんです。どれだけ時間がかかっても投げ出さないって決めてコツコツやっていると、100点はとれなくても80点くらいはいけると思うし、過去に経験してきたことがあるから、絶対合格点を出せるぞ、っていう確たる思いがあって、諦めることがほとんどなくなりました。

清水: それ、自分もわかる。現場で職人さんにこうしてほしいと伝えて、即座に「無理だよ」って言われることがあるけれど、そこで諦めずに「こうしたらできるから」と丁寧に説明して、実際にできたということがよくあります。新入社員の頃は、ちょっとしたことで慌てふためくけれど、それは経験がないからというだけなので、今は「自分なら解決できる」と一回受け止めて対策を練ったりします。それも成長のポイントかな。

この会社の社員として大事にしている価値観は何ですか?

清水: 「変化に柔軟になる」ということですね。さっきも話が出ましたが、後藤組は異動の多い会社です。現場と営業、両方を経験させようという意向があるし、時代を読んで新しいものをどんどん導入して、まずやってみるっていうチャレンジ気質が会社にあるから、今までの馴染んだやり方に固執する人は、もしかしたら合わないかもしれない。逆に変化を楽しめるようであれば、うちの会社は働きやすいと思います。

笹原: 「同じことをして成果を出すより、成果が出なくとも新しいことにチャレンジするほうが評価できる」というのが社長の信条だし、それだけ変化を生み出すことを求められているよね。

我妻: 私がこの会社が大事にしていると思うのは、社内外を問わず元気に挨拶することです。来客のときなど、必ず全員が立って挨拶するので、するほうもされるほうも気持ちいいですよね。基本的なことではありますが、慣れてくるとできなくなってくるので、意識して大事にしていかなければいけないなと思います。

笹原: 私が大事にしているのは「人の話をちゃんと聞く」ことです。最近、本当に人の話を聞けない人が多いと思うんです。かくいう自分も以前は人の意見をあまり気にしないタイプだったのですが、この会社で仕事をしていてそれではダメだなと実感することが多々ありました。どんなに「え?」と思う状況であっても、「人が言うことは一旦聞こう」と習慣づけています。

Session04.svg

今後の目標と学生へのメッセージ

これからの目標を教えてください。

笹原: 現在、部内で会社のデータドリブン化に取り組んでおり、自分自身は考え方やスキルがだいぶできてきたなという実感があるので、今後は会社のなかで生かしていかなければならないと思っています。自分が理解している技術を社内で横展開したり、新入社員が入ってきたときに伝えたりなどを繰り返していき、データドリブンが会社の文化として各事業部で生かされるような環境づくりが現在の目標です。

我妻: 私は「目指せ、1級建築施工管理技士!」です。そのためにもしっかり経験を積んで、基礎をしっかり叩き込みたいです。資格が取れたら、現場監督としてひとり立ちしたいと思っています。

清水: 1級建築士の資格取得が目標です。そしていつか1億を超える大規模工事の現場代理人・監理技術者兼務でやってみたいです。1級建築士は建築系資格の頂点ですから、必ず取得して建築のスペシャリストになりたいです。

就活中の学生のみなさんにメッセージをお願いします。

清水: 今は世の中が混乱していて、どんな業界も変革が求められている時代です。そんななかでの就活は自分との戦いもあると思うので、自分の価値観と合致してしっかり寄り添える会社、成長していく会社を探してみるといいと思います。

我妻: 自分らしさを大切にして、頑張ってほしいと思います。就活していると落ち込むこともあると思いますが、焦ったり、まわりと比べたりせず、自分に合う会社を探してください。

笹原: 「建築が好き」「設計をやりたい」と明確な目標を持っている人もいると思いますが、あまりこだわりすぎないほうがいいと思っています。自分自身、営業や土木の積算、システム担当など異なる分野を渡り歩いてきた中で、自分の新たな一面を知った経験があるので、若いうちから自分はこういう人間だと決めつけず、興味のない業界であってもチャンスがあれば話を聞いてみることをおすすめします。なんなら自分がいちばん興味のないものにチャレンジするくらいの気持ちでぶつかってみてください。

みなさん、とてもディープ?な話をありがとうございました。